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現実の感情と法律の導きは違う 1

JUGEMテーマ:相続



こんにちは。

 

ソリッドチェイン法務事務所の遺産分割協議コンサルタント、行政書士の高橋です。

 

 

本日13日は、前回11日に引き続き相続問題に関する内容をお話させて頂きます。

 

 

 

母が63歳で亡くなり、

その6年後に父が口を開いた。

 

『同居したい人がいる』

 

 

それを聞いた嬉子はなぜか嬉しかった。

 

『お父さんずっと一人だったし、話相手がいれば毎日が変わると思う。寂しかったでしょ?私自身、それを聞いてすごく安心した。帰ったら嬉朗兄さんにも伝えとくね』

 

 

嬉子は家に着くなり嬉朗に早速電話をした。

 

 

『今日久しぶりにお父さんの様子を見に行ったんだけど、びっくりすることがあったよ!お父さんが一緒に住みたい人がいるんだって!』

 

嬉子が期待していた反応ではなかった。

 

 

『えッ?本当かよ・・・。お父さんはもう決心しているのか?』

 

『分からないけど・・・。同居したい、と言ってたよ。

・・・嬉しくないの?』

 

『いや、お父さんが誰かと住むのなら今までよりは安心できるけど、入籍となると話が変わってくる。』

 

『なんで?お父さんの事だし、お父さんに任せたら?』

 

『いや、入籍をしてしまうと全てが変わってしまう。

まさかだとは思うが、お父さんの財産が目的なのかもしれない。』

 

『何言ってるの?お兄さんはいつも考え過ぎよ。』

 

『そうかもしれない。だが、今回ばかりは慎重にお父さんと話さなければいけない。』

 

 

お父さんを信頼していて何もかも任せてきた嬉子。

しかし、今回の話は違った。

 

 

『お父さんのもしもの時、その人に半分の相続権がいってしまう』

 

 

 

そうなんです。

被相続人に妻・夫がいない場合、相続人は子供になります。

しかし、被相続人に妻・夫がいれば、その妻・夫とその子供が相続人となります。

その相続分はその妻・夫が半分となります。

 

夫婦間・親子間の感情もありますが、

何十年一緒に生活した夫婦も、数日しか生活していない夫婦でも

相続となると同じように扱われます

 

 

では、父・嬉子・嬉朗はどうすればいいのか。

 

 

続きは、16日に掲載させて頂きます。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。 
author:遺産相続・遺産整理でお困りならソリッドチェイン法務事務所, category:遺産相続トラブル, 14:19
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『その時』も大事だが、『その次』の相続の事に視点を当てる

JUGEMテーマ:相続


こんばんは。

 

ソリッドチェイン法務事務所の遺産分割協議コンサルタント、行政書士の高橋です。

 

 

 

本日11日は、過去にアドバイスをさせて頂いた相続問題をお話しさせて頂きます。

 

 

 

父真一郎の葬儀が終わり、一息ついた頃に相続手続をどう進めていくかを親族(相続人)が話し合っていた。

 

 

長男の真二郎はまだピンときていない。

兄弟達の不満はそこにありました。

 

 

祖父が亡くなっても葬儀に来ることはなく、何年も連絡がない子供がいるからです。

真二郎が昔に離婚した女性との子供です。

 

 

兄弟達は今後のことを考え、真二郎に事の重要性を伝えようとしている。

 

『祖父の葬儀に来ないなんて、お兄さんの子供は大人として分かっていない』

『お兄さんの子供は僕等と同じ名字を名乗っているのに、これはおかしい』

 

 

そうです。

真二郎の兄弟達が必死になるのも無理はありません。

 

 

『兄さんがこの家を継いだ後、何年も10何年も会ったこともない子供がこの家を継ぐことになるのよ!』

 

 

正論ですね。

 

 

奥さんとは昔に縁を切っても、子供との縁は切れない

 

 

さらには真一郎の妻・真二郎の母である理子は、

 

『お家は長男が継ぐのです』

 

と、理解をしてくれない

その理解が最も重要となってしまいます。

 

 

真二郎の相続が起こり、手続きをする上で何かと戸籍・印鑑等が必要になるため、ずっと会ったことのない子供の存在は大きいのです。

 

 

 

次の相続の時に、真二郎の子供に遺留分(http://solid-chain.com/glossary/01.html#glossary01-02d)の放棄をしてもらうことはとても難しい。

 

今回、真二郎が相続放棄(http://solid-chain.com/glossary/03.html#glossary03-05j)をすれば兄弟達にとって一番都合がいいが、母が認めてくれない

 

 

真二郎は再婚・養子を迎える気はない。

 

 

 

このようなことが相続では、起きます。

 

相続人一人一人が柔らかい姿勢で物事をみないと、

いつまでも解決することはできません。

結果、先送りになってしまいます。

 

 

 

今回も、最後までお読み頂き誠にありがとうございました。

 

次回13日も、相続問題に関する内容をお伝えいたします。

 

ありがとうございました。

author:遺産相続・遺産整理でお困りならソリッドチェイン法務事務所, category:遺産相続トラブル, 21:52
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相続人ではない者の心情 2
JUGEMテーマ:相続


こんばんは。

 

ソリッドチェイン法務事務所の遺産分割協議コンサルタント、行政書士の高橋です。

 

 

じめじめした日が続きそうですね。

夏を楽しみに、この時期を乗り越えましょうね。

 

 

本日8日は、前回5日の続きをお話しさせて頂きます。

 

 

 

次男は、遺産分割協議をする際に配偶者(妻)を間に挟まない方が良いと聞いたことがあったので、兄弟2人にその旨を伝え、次男の言うとおりに遺産分割協議が行われました。

 

確かに、配偶者が絡むと予想以上に話はまとまらなくなります。

 

私が考える主な理由は、

 

・配偶者は相続人ではないので話を丸く収めようとする姿勢が当事者より少ない。

・親と相続人の過去や性格を知らない分、感情的になりにくい

 

 

次男の意見だけは良かったのですが、その後の対応がいけませんでした。

 

その後に遺産分割協議が行われ、事の経緯と分割内容を夫から綾子に話しました。

 

夫『すんなり話がまとまって、ホッとしたよ。』

 

綾子『そう。どういった内容になったの?』

 

夫『弟2人は他に家があるし、長男の俺が引き続きこの家で暮らす事になったよ。名義変更も問題なくできそうだよ。』

 

綾子『そう・・・。で?言うことは終わり?』

 

夫『ん?何?』

 

綾子『もう話すことはないの?』

 

 

綾子は長男の嫁だから、長男の親の介護をすることが当たり前、と思われていることに納得がいかず、怒りが溜まっている。

夫からの感謝の気持ちも伝えられず、兄弟も兄弟で夫のような態度を取る。

遺産分割協議にしても、参加さえさせてもらえずに未だに他人の目で見られている。

 

 

家の状態を保ち管理して、無事に相続が済み、今があるのは綾子の力他ならない。

 

 

(介護がどれだけ辛いのか分かっているの?その介護の中で義父さんとたくさんの時間を一緒に過ごしてお父さんとは深い絆があったのに、この人達ときたら何!?』

 

 

 

綾子はぶつけようのない怒りを抱えています。

介護の辛さ、ましては今の感情まで誰にも分かってもらえない

 

 

 

では、綾子がこうならないためにはどうすれば良かったのでしょうか。

 

養子縁組をして相続人となることは簡単ではないし、介護をした分の気持ちの対価・寄与分(http://solid-chain.com/glossary/02.html#glossary02-02f)は、相続人にしか認められていない。

 

 

綾子の怒り。

やはり周りの人間の気遣いと感謝の気持ちがしっかりと伝わっていれば、綾子の気持ちに余裕ができ、こうなることは少しでも防ぐことはできました。

 

もう過ぎてしまった話ですが、弘が綾子に対する遺言を書いておけばこうなることはなかったのに・・・。

 

 

 

次回11日も遺産相続におけるトラブルをお伝えしたいと思っております。

 

最後までお読み頂きありがとうございます。

author:遺産相続・遺産整理でお困りならソリッドチェイン法務事務所, category:遺産相続トラブル, 18:53
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相続人ではない者の心情
JUGEMテーマ:相続


こんばんは。

 

ソリッドチェイン法務事務所の遺産分割協議コンサルタント、行政書士の高橋です。

 

 

 

綾子はぶつけようのない怒りを抱えていました。

 

12年も介護をした弘が亡くなってから、その感情は日に日に大きくなっていました。

 

弘とは、夫・慎司の父です。

介護が始まった頃の弘は元気で、気の合う弘に合わせて綾子は毎日面倒を看ていました。

 

 

しかし、徐々に弘は弱っていってしまい、8年経った頃には認知症の末、寝たきりになってしまいました。

 

 

綾子は介護の最中何年間も、自分を保つ為に感情を抑え続けて毎日を耐えていました。

 

夫は仕事が忙しい、と理由を付けろくに話し合いもしてくれないし、

夫の弟2人の夫婦共々、年に数回顔を出しに来る程度です。

 

 

日々綾子は自分の存在を問うようになっていました。

 

 

その末、弘は返らぬ人となってしまいました。

 

それから2ヶ月後、兄弟3人が集まり遺産分割協議が行われました。

 

相続人以上に、弘との結束は深いと思っていた綾子に夫とその兄弟から衝撃的な事を言われました・・・。

 

 

 

夫『遺産分割協議は兄弟だけで行うことにした。』

 

次男『僕の妻も参加しないし、綾子さんもそのようにお願いします。』

 

綾子『・・・えッ?』

 

 

綾子は何に対して驚いたのでしょうか??

 

 

続きは8日に掲載したいと思います。

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

author:遺産相続・遺産整理でお困りならソリッドチェイン法務事務所, category:遺産相続トラブル, 17:09
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考えたくない。しかし、相続が起きると考えなければ避けられない心配事 2

JUGEMテーマ:相続


こんにちは。

 

ソリッドチェイン法務事務所の遺産分割協議コンサルタント、行政書士の高橋です

 

 

本州は来週から梅雨入りらしいですね。

暖かい日や肌寒い日が続いていますが、これからしばらくはじめじめした日が続きそうですね。

過ぎれば、夏ですね。

皆様も、気合いで乗り切りましょうね。

 

 

今日2日は前回の続きをお話させて頂きます。

 

 

 

相続が発生し、分からないことだらけ

 

皆様が最も疑問に思う相続税。

その次は何でしょうか?

 

 

当事務所に依頼・相談される方々の多くは

 

故人の配偶者の今後・故人が生前に契約していたものの解除、その他手続き・故人の財産の分配方法、調査、処分・相続人との話し合い・・・。キリがありません。

 

 

主な問い合わせとしましては

 

『誰とどう分けたらいいのか??』

 

が、最初の質問として多いです。

やはり相続は人生で1〜数回しか起こらないので、同居している全ての方が対象と思われている方も多いです。

相続をする人=相続人(http://solid-chain.com/glossary/03.html#glossary03-05e

 

この相続人同士で故人の権利と義務を引き継ぐ。

そのための話し合いが遺産分割協議といわれるものです。

一言で言ってしまうと簡単ですが、その内容をしっかり考えて実行して下さい。決して先送りしてはいけません。もちろん、次の相続のことを念頭に置いていて下さい。

 

 

その中で、割合の話が出てきますね。

それが相続分(http://solid-chain.com/glossary/06.html#glossary06-05b)と言われています。

多くの方はその相続分を気になさいますが・・・

 

 

実は最終的な判断材料でしかありません。

 

 

民法では『遺産の分割は、遺産に属する物又は権利の種類及び性質、各相続人の職業、心身の状態及び生活の状況その他一切の事情を考慮してこれをする』とされています。

 

 

そうです。割合うんぬんではなく、相続人全員が納得して合意ができればいいのです。

 

 

しかし、それが難しい。うまくいかない

過去のソリッドチェイン法務事務所の発信にてお伝えしていますので、その難しさに是非目を通して下さいね。

 

 

だからこそ、遺産分割協議がまとまらない場合の最終的な判断材料としたり、調停に持ち込まれた場合の基準として役に立つのです。

 

何も最初から相続分にこだわる必要は、ありません。

 

 

・・・ですがその相続分とはまた違いますが、その割合をほぼ強制させられてしまうことがあります。

 

 

遺言です。

 

 

遺言とは故人の最終的な意思表示ですので、何よりも強い力を持っています。

 

もし、遺言があった場合はそれに従うしかありません。

遺留分(http://solid-chain.com/glossary/01.html#glossary01-02d)や遺言がある中での相続人全員の合意がある場合のことは、ここでは例外とします。

通常、一般的には遺言の力は絶大です。

 

その遺言次第で相続人同士の今後が大きく変わる、ということです。

 

 

相続人一人一人のことを深く理解し、作成者がいなくても相続人全員が理解できる確かな遺言が必要と思いませんか?

 

 

皆様のご両親は、確かな遺言書を書いていますか?

 

 

皆様は、確かな遺言書を書きましたか?

 

 

 

今回は遺産相続におけるトラブル事例ではありませんでしたが、

次回5日は本来の内容をお伝えいたします。

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございました。 
author:遺産相続・遺産整理でお困りならソリッドチェイン法務事務所, category:遺産相続トラブル, 09:51
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考えたくない。しかし、相続が起きると考えなければ避けられない心配事 1
JUGEMテーマ:相続


こんばんは

 

ソリッドチェイン法務事務所の遺産分割協議コンサルタント、行政書士の高橋です。

 

 

前回28日は込み入りすぎてしまった内容になってしまったため、今回30日はお気軽にお読み頂ける内容をお話しさせて頂きます。

2話に渡ります。

 

 

 

相続とはある人にとって、人生で1度〜数回しかない大きな出来事です。

買い物をして家事をするようなことではなく、何から手を付けて良いかさえ分からないのが当たり前であり当然のことです。

 

皆様に忘れないでほしく、いや、忘れてはいけないことをお伝えします。

 

 

相続に関しては、知り合い・友達の経験談を鵜呑みにしてはいけません。

 

ご自身が抱えている・抱えつつある相続問題はあなた自身にしか当てはまらないのですから、相続を経験した方の発言を素直に参考にしてはいけません。

 

家庭環境、家族構成、相続人の性格・生活、生前の故人に対する思いやり・配慮、故人の所有していた財産の価格・種類・数(預金・土地・建物・株・有価証券・動産・貴金属・権利等・・・)は誰一人として同じ物を所有している人はいません。

 

 

だからこそ相続人にとっては、遺産分割方法・税金対策・権利行使等は誰一人と同じ場合はなく、『その度』しかないのです。

 

知人に『父がなくなり、〜だったから〜をしたから、〜をしたらいいよ』と言われても、

 

素直に聞き入れてはいけません。

 

 

皆様に相続問題が起こり、困る

そのような事を極力回避・備える、

 

 

そのためにはどうしますか??

 

 

 

ある方がお亡くなりになりました。

その方はあなたが最も親しくしており、最も尊敬している人でした。

 

堪えていた涙が止まらない葬儀が終わり、四十九日の法要まで長いようで短い束の間の一時、あなたは思っていたことが表面化していることに気が付きました・・・。

 

 

相続税は掛かるのか?納税の対象は何??基礎控除??

残された遺産はあるが、誰とどう分けたらいいのか??

相続分ってなに?遺産分割協議?

自分の兄弟は亡くなっているから、引き継ぐのは自分だけ??

 

 

その他、できれば考えたくない事がたくさんありますよね。

しかし、先送りにできない問題。

 

その中で、多くの皆様がまず疑問に思うことと、その見解をお伝えします。

 

 

『相続税・・・我が家はいくら位の金額を納めないといけないのか』

 

 

相続税は消費税のように必ず払う仕組みにはなっておりません。

日本では年間を通してお亡くなりになる方は約100万人です。

課税対象者は、全体の4%とされています。(23年度に相続税の増税が審議されていましたが見送られました)

 

 

相続税には基礎控除という枠が定められており、その金額を超えなければ、支払う必要はありません。

 

例えば相続人が4人であれば、9000万円。遺産総額がこの金額を超えなければ申告しなくても大丈夫です。

 

しかし、その金額を求めるのが一苦労です。

 

土地の場合でしたら、基本的には国税庁が公表している路線価に奥行補正率を掛け、1崚たりの価格を出し地積を掛ける。(場合によって、違う方式で算出する場合があります。)

 

文を読むだけで一苦労しますね・・・。

 

 

ちなみに相続税は申告課税となっております。

自らが申告するということです。

 

相続税の課税対象だけども申告をしなかった場合に、税務署の調査が入った際には、無申告加算税が発生し納税額が高くなりますので注意が必要です。

 

希なケースで、申告課税にも関わらず相続が発生したら税務署から申告書が送られてくる場合があります。

その時は税務署からマークされていると考えて下さい。

 

 

次の疑問が、

 

『遺産を誰とどのように分けたらいいのだろう?』

と考えるはずです。

 

さらには、

 

『えッ・・・父の性格上では無いはずの遺言書が出てきた・・・。』

 

 

 

次回は6月2日、続きを掲載させて頂きたいと思います。

 

 

最後まで目を通して頂き、ありがとうございました

author:遺産相続・遺産整理でお困りならソリッドチェイン法務事務所, category:遺産相続トラブル, 18:19
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